「混乱する世界の中で」パーミーズ高麗の活動レポートvol.6 2021年冬

「混乱する世界の中で」パーミーズ高麗の活動レポートvol.6 2021年冬

2021年はパンデミック騒動で始まりパンデミックで終わりましたが、高麗で生活をしているとまるで並行世界にトリップしたかと錯覚するくらい何事もなく平和です。

為政者と大企業の広告媒体と化したテレビと新聞がない生活は精神的にも身体的にも健康を維持するのに最適であることを改めて実感しているこの頃です。パーミーズはテレビと無縁のメンバーが多く畑での話題はもっぱら食べ物と旅について。

どうして食べ物かというと・・食べ物が乱れがそのまま世界の不調和になっているというパーミーズの親分遠藤さんのお話で、逆に言えばテーブル(食べ物)が整えば自然と世界が平和になるということです。

なのでパーミーズではすべてにおいて「食」を中心に据えています。

パーミーズ高麗の活動レポートvol.6 2021年冬

2021年12月になるとパーミーズに新しいメンバーが加わりました。

11月に移住してきたさおりちゃんは仕事の傍らTOKYO VEGAN MEETUPのオーガナイザーとして日本のヴィーガン文化の拡大と発展させる活動をしています。もう一人、パーミーズの平均年齢をイッキにさげてくれた彩ちゃんは東京大学の大学院で都市環境の研究をしながら、実際の現場で体験を積むために参加。

こうして人も循環することが地域コミュティにとって良い効果をもたらすのでした。

そんな新メンバーたちと12月に行ったイベントがナイトキャンプ。最低気温マイナス6℃という極寒のなか夕方から集まって畑にこしらえた竹ドームのなかで焚き火をして持ち寄った食料とお茶をいただきながら過ごしました。

当日は人生初のキャンプとなる小学生も参加。決して快適とは言えない環境でも朝まで楽しんで過ごす姿勢は僕ら大人たちも良い学びとなりました。このキャンプでは火の有り難さを骨の髄まで実感したことは言うまでもなく、焚き火をした時の煙の処理までしっかりと対応することが課題として残りました。

でないと参加者が燻製になってしまいますので。

つまり簡易的にでも長時間の焚き火の場合、煙突が必要だという結論です。

 

2022年が明けまして高麗はあいも変わらず穏やかな日常が流れています。お正月がおわって学校が始まった週末、森の秘密基地では去年につづき玄米餅つきの会をおこないました。

薪窯でもち米を蒸しながら野菜や大福の下ごしらえをしていきます。杵(きね)と臼(うす)は毎度お世話になっている「たねの森」を主催する紙さんから貸していただきました。

ぺったんぺったんと楽しそうに餅をつく子供たち。せわしなく動き回って料理をしたり薪を燃やす大人たち。誰もが自然に仕事をこなしている風景はとても賑やかで楽しい時間となりました。

2020年が暖冬だったこともあり2021年の冬はとにかく寒く感じたわけですが、高麗エリアは雪がチラついてもまったく積もることがない冬でした。

山があって川があって森がある高麗エリアは、風景の色合いや鳥や虫の鳴き声によって季節を色濃く感じることができます。パンデミックによるさまざまな規制によって季節の行事が中止になる年月がつづいておりますが、人里離れた高麗はいつもと変わらない暮らしがあります。

1月は収穫できる作物は大根と里芋、あとはこぼれた種から実ったパクチーくらいです。作業と言えばもっぱら春に向けての準備で畑の整備に汗を流しました。これも親分遠藤さんのデザインで通常よりも畝(うね)を高くするためにその両脇を深めに穴をほって、その土を盛って畝作りをしました。

アリサンの物流倉庫からいただいてきたパレットをこれまた遠藤さんデザインで温床(種を植えて苗を育てるための箱)をこしらえました。本来なら再利用しずらく廃材となってしまうものを畑で循環させて新しい価値に作り替えるのはパーマカルチャーの大事な要素のひとつ。

木製のパレットなので温床で使ってボロボロになったらバラして薪にして最終的には土に還すところまで遠藤さんのなかではイメージできているのでしょう。

真冬の畑は土木作業がメインとなりますので当然お腹が空きます。

畑の食材は限られていますが大根・にんじんを使ってスープを作ったり持ち寄ったお餅を焼いて食べたり、それなりに充実するものです。

2022年2月末からクリミア半島での騒乱が始まり、世界の経済と社会そのものが大きくシフトするフェーズに突入しました。パンデミックと戦争は単なる表面的なことでしかなく、世界のシステムを大きく変えるためのキッカケにすぎません。

テレビの向こう側の話であり対岸の火事だとほとんどの人が思っているなかで、パーミーズは着々と地域コミュニティの食料自給率を高めるための活動をしています。

そう理由は、さらに社会が混乱した時でも悠々自適に美味しいご飯を食べるためです。

 

この記事を書いた人

GANESH代表TT高麗広報チームkazz
2018年夏、高麗に移住。職業はWebディレクター。集客型ホームページの制作と運営サポート、複数のWebメディアを主催。2010年、旅をした南インドで大聖者サティア・サイババに会ったことがキッカケで劇的な変化が人生に訪れ、ライトワーカーとして活動することを決意。

パーミーズに所属し、虫嫌いではあるがフィールドで活動している。早朝ジョギングと瞑想とインド旅が趣味である。
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